量子電磁力学
電子間の相互作用を量子論的に記述する理論。この理論では、電子間のクーロン相互作用は光子という粒子の受け渡しによるものと考え、電子と光子は量子的な場(場の演算子)として扱われる。電子の場は四成分のディラック場である。光子の場はゲージ不変であり、ゲージ場と呼ばれる。この考え方は場の量子論において粒子間の相互作用を導くゲージ原理となった。量子電磁力学は特殊相対性理論と量子力学を結びつけたディラックの電子論(ディラック方程式)では説明できない水素原子の2sと2p準位のずれ(ラムシフト)などを説明できる。






