鹿児島本線
鹿児島本線(かごしまほんせん)とは、福岡県北九州市の門司港駅から鹿児島県鹿児島市の鹿児島駅に至る398.5kmのJR九州の鉄道路線である。このほか、門司港~外浜間0.9km、香椎~博多港間7.8kmの貨物支線を持つ。幹線であり、門司港~鳥栖間が福岡近郊区間に含まれる。軌間1067mm。門司~小倉間、八幡~折尾間複々線。門司港~門司、小倉~八幡、折尾~八代間、湯浦~津奈木間、木場茶屋~串木野間、東市来~鹿児島間複線。全線交流20,000V電化。九州を縦貫して北九州市、福岡市、熊本市、鹿児島市などの都市を結ぶ重要幹線である。
門司港~大牟田間では北部九州地区の乗車カードであるワイワイカードが使用できる。
八代~川内間については2004年3月13日に九州新幹線の新八代~鹿児島中央(西鹿児島駅を改称)間が開業するのに伴い、国の並行在来線を経営分離する方針に従って第三セクター会社の肥薩おれんじ鉄道に移管される予定である。
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2 運行形態 3 駅一覧 4 接続路線 5 列車種別と停車駅 |
歴史
八代以北は私鉄の九州鉄道により建設された。また、八代以南は当初国防上の理由もあり最短経路である人吉経由(現在の肥薩線経由)であった。
1889年12月11日九州鉄道により九州初の鉄道として博多~千歳川仮(筑後川北岸)間が開業したのが始まり。1890年3月1日千歳川仮~久留米間が開業し、千歳川仮駅は廃止された。続いて路線は東と南へ延びる。1890年9月28日赤間~博多間が開業。同年11月15日には遠賀川~赤間間、1891年2月28日に黒崎~遠賀川間が開業。そして1891年4月1日門司(現在の門司港)~小倉~黒崎間と久留米~高瀬(現在の玉名)間が開業。同年7月1日高瀬~熊本間が開業し、門司~熊本間が開通した。
1891年に長崎線(現在の長崎本線)が開業したことからこちらは八代線を名乗るようになり、1894年8月11日熊本~川尻間、1895年1月28日川尻~松橋間が開業。そして1896年11月21日松橋~八代間が開業し、門司~八代間が全通した。
1907年7月1日鉄道国有法に基づき九州鉄道は国有化される。1908年6月1日現在の肥薩線にあたる八代~人吉間が開業し、八代線は人吉線に改称された。1909年10月12日線路名称制定により人吉本線となる。小倉~黒崎間は1891年の開業時は大蔵を経由していたが、1908年7月1日にこの区間が九州鉄道時代の1902年12月27日に開業していた戸畑線経由に変更され、従来の大蔵経由の区間は大蔵線となった。1909年11月21日人吉~吉松間が開業し、既に鹿児島線として開業していた吉松~鹿児島間とあわせ門司~鹿児島間が全通。鹿児島本線と改称された。
一方、現在のルートは1913年10月11日川内線として鹿児島~東市来間が開業。同年中に串木野駅まで、1914年川内町(現在の川内)駅まで、1922年阿久根駅まで、1923年米ノ津駅まで延伸。1924年川内本線と改称され、1926年7月21日水俣駅まで開業した。八代側からは、1923年7月15日肥薩線として八代~日奈久間が開業。この時、八代駅が現在地に移転しスイッチバックが解消。これまでの八代駅は貨物駅の球磨川駅となった。1925年4月15日日奈久~佐敷間、1926年9月12日佐敷~湯浦間が開業。そして、1927年10月17日湯浦~水俣間が開業し、門司~八代~水俣~鹿児島間が鹿児島本線に、八代~人吉~鹿児島間は肥薩線となった。
1942年7月1日関門トンネルが開通し本州と鉄路が繋がる。これに先立つ4月1日にこれまでの門司駅を門司港駅に、大里駅を門司駅に改称している。11月15日からは東京~鹿児島間に直通の急行旅客列車の運転が始まった。
1961年6月1日門司港~久留米間が交流電化された。電化区間は順次延び1962年2月15日久留米~荒木間、1965年9月10日荒木~熊本間、1968年9月30日熊本~川尻間、そして1970年9月1日川尻~鹿児島間が電化され、門司港~鹿児島間全線の電化が完成した。
1987年4月1日国鉄分割民営化によりJR九州の路線となる。 1999年7月2日枝光~八幡間の経路が変更。 2004年3月13日九州新幹線の開業に伴い、八代~川内間を肥薩おれんじ鉄道に転換。
夜行列車としては東京・関西方面とを結ぶ寝台特急さくら・はやぶさ・なは・あかつきのほか、博多~西鹿児島間に特急ドリームつばめ、博多~小倉間に日豊本線の特急ドリームにちりんが運転されている。
大牟田以南は本数が少なくなる。熊本~八代間、上川内~西鹿児島・鹿児島間はそれぞれ熊本・鹿児島の通勤圏とあってまだ比較的本数が多いが、八代~川内間では2時間以上運転間隔が開く時間帯がある。
鹿児島地区では出水~西鹿児島・鹿児島間にさわやかライナー・ホームライナーが特急用車両で運転されている。
博多駅 - 竹下駅 - 笹原駅 - 南福岡駅 - 春日駅 - 大野城駅 - 水城駅 - 都府楼南駅 - 二日市駅 - 天拝山駅 - 原田駅 - けやき台駅 - 基山駅 - 弥生が丘駅 - 田代駅 - 鳥栖駅 - 肥前旭駅 - 久留米駅 - 荒木駅 - 西牟田駅 - 羽犬塚駅 - 船小屋駅 - 瀬高駅 - 南瀬高駅 - 渡瀬駅 - 吉野駅 - 銀水駅 - 大牟田駅 - 荒尾駅 - 南荒尾駅 - 長洲駅 - 大野下駅 - 玉名駅 - 肥後伊倉駅 - 木葉駅 - 田原坂駅 - 植木駅 - 西里駅 - 熊本工大前駅 - 上熊本駅 -
熊本駅 - 川尻駅 - 宇土駅 - 松橋駅 - 小川駅 - 有佐駅 - 千丁駅 - 八代駅
運行形態
優等列車
昼行列車として門司港・博多~西鹿児島間に特急つばめが運転されているほか、小倉~博多間に日豊本線の特急ソニック・にちりんシーガイア、門司港・博多~鳥栖間に長崎本線・佐世保線の特急かもめ・みどり・ハウステンボス、博多~久留米間に久大本線の特急ゆふ・ゆふいんの森、門司港・小倉・博多~熊本・水俣間に門司港・小倉・博多~熊本・水俣・水前寺・肥後大津間の特急有明が通っている。また、朝夕に通勤客向けの特急きらめきが門司港・小倉~博多間に運転されている。熊本~八代間には肥薩線の急行くまがわが通る。地域輸送
門司港~荒尾間は北九州・福岡・大牟田間の都市間輸送を担っていることもあり、快速を含め多数の列車が運行されている。筑豊方面との直通運転も昔から盛んで門司港・小倉~折尾間には筑豊本線(福北ゆたか線)と直通する列車もある。駅一覧
門司港~八代間
門司港駅 - 小森江駅 - 門司駅 - 小倉駅 - 西小倉駅 - 九州工大前駅 - 戸畑駅 - 枝光駅 - スペースワールド駅 - 八幡駅 - 黒崎駅 - 陣原駅 - 折尾駅 - 水巻駅 - 遠賀川駅 - 海老津駅 - 教育大前 - 赤間駅 - 東郷駅 - 東福間駅 - 福間駅 - 千鳥駅 - 古賀駅 - 筑前新宮駅 - 九産大前駅 - 香椎駅 - 千早駅 - 箱崎駅 - 吉塚駅 - 八代~鹿児島間
八代駅 - 肥後高田駅 - 日奈久駅 - 肥後二見駅 - 上田浦駅 - 肥後田浦駅 - 海浦駅 - 佐敷駅 - 湯浦駅 - 津奈木駅 - 水俣駅 - 袋駅 - 米ノ津駅 - 出水駅 - 西出水駅 - 高尾野駅 - 野田郷駅 - 折口駅 - 阿久根駅 - 牛ノ浜駅 - 薩摩大川駅 - 西方駅 - 薩摩高城駅 - 草道駅 - 上川内駅 - 川内駅 - 隈之城駅 - 木場茶屋駅 - 串木野駅 - 市来駅 - 湯之元駅 - 東市来駅 - 伊集院駅 - 薩摩松元駅 - 上伊集院駅 - 西鹿児島駅 - 鹿児島駅接続路線
列車種別と停車駅
鹿児島本線内の停車駅
;快速
;普通






