美濃国
美濃国 (みののくに) は、かつて日本の地方行政区分だった国の一つで、東山道に位置する。領域はだいたい現在の岐阜県の南部だが、変遷がある。濃州 (のうしゅう) と呼ぶこともある。
7世紀に成立。美濃は、古くは三野、御野とも書いた。
成立時の範囲は、現在の岐阜県南部と長野県の木曽地方にほぼ相当した。南隣の尾張国との境は木曽川であったが、当時の流路は現在より北で、現在の境川下流を通っていた。
平安時代から鎌倉時代の不明な時点に、木曽地方を信濃国に譲った。
天正14年 (1586) に木曽川が氾濫して流路をほぼ現在のものに変えたことをうけて、変更された木曽川の北岸と中洲を尾張国から美濃国に移した。現在の地図にあてはめると、北岸は岐阜県のうち境川と木曽川にはさまれた一帯、中洲は川島町にあたる。
美濃国は、愛知県旭町と祖父江町の一部を含んだ。これらは国の廃止後に市町村の境界変遷で所属する県が移ったものである。
国府は現在の岐阜県垂井町府中にあり、遺跡が発掘されている。沿革






