皇居
皇居(こうきょ)は、天皇の平常における住まいのことである。皇宮(こうぐう)ともいう。
古代には宮(みや)と呼ばれる一世ごとに移転される宮殿が天皇の住まいとされており、のちに大陸の影響で京(みやこ)が造営されるようになると京中の大内裏に定着した内裏(だいり)がこれに代わった。平安京の内裏はしばしば焼亡したため、摂関や外戚の邸宅を仮の住まい(里内裏)とすることが多く、室町時代以降は内裏にかわって土御門殿(現在の京都御所)が天皇の恒常の住居となった。
現在の皇居は、1868年(明治元年)に江戸を東京と改称したとき、東京城(旧江戸城)が天皇の東幸中の皇居と定められ、1869年に天皇が東京に落ち着いて以来用いられている。東京城の皇居は明治初期には皇城(こうじょう)と称し、1888年に宮城(きゅうじょう)と改称。戦後の1948年に宮城の名称は廃止され、皇居と呼ばれるようになった。
現在、皇居の敷地内には、天皇が生活している吹上御所、公的行事を行う宮殿、宮内庁の庁舎、皇居東御苑などがある。東京という大都市の中央にありながら、きわめて緑豊かな地区で、堀の周りは都心のランニングコースとして人気が高い。






