碓氷峠
碓氷峠(うすいとうげ)は群馬県碓氷郡松井田町と長野県北佐久郡軽井沢町とを結ぶ峠。標高960メートル。
地理
群馬県側の麓、松井田町横川の標高は387メートル。長野県側の軽井沢は標高939メートル。直線距離で約10Kmの間の標高差は500m以上に及ぶ上、長野県側は全体に標高が高いのでトンネルで掘り抜くわけにもいかず数多くの困難を抱えた。
歴史
古来より中山道の難所として知られる。また、関東地方と長野、日本海側とを結ぶ重要な場所として関所(坂本関)が置かれ、厳しい取締りが行われた。
明治に入ってもその重要性は変わらず、明治17年には新道が作られ、明治19年には馬や車での通行が可能となっている。
鉄道にとってもここ碓氷峠を越えることが早くから重要視され、明治26年、横川駅~軽井沢駅が開業して信越本線が開通した。しかしここで問題となったのが最大傾斜66.7パーミルという急勾配である。資材や人員の運搬の便を図るため中山道沿いに線路を敷設したのが仇になった形である。このため、アプト式や補機の連結などさまざまな手段を用いて峠越えが行われることとなった。トンネルの連続による煙の問題から日本初の電化が行われたのもこの区間である。
その後道路は碓氷バイパスや上信越自動車道の開通、鉄道は長野新幹線開通に伴う横川駅~軽井沢駅間の廃止などで重要性は薄れた。
見所






