中距離電車
中距離電車とは、運行の中心駅より中距離を結ぶ電車のことである。中距離とは、この場合列車の運行の中心駅より100~200㎞見当を指すと言われている。使用される電車を一般に近郊型電車という。常磐快速線・JR東日本管内の中央本線においては、同一路線を走る近距離の快速列車 の終着駅より遠方に行く列車にこの名称を用いる場合がある。
常磐線
常磐線の場合には、401系車両が入線する前より旧型国電が運行されており、この電車の運行上の終点である取手駅を超える電車であるが、運行表示上『普通』と表示されている。その為、同じ路線上を近距離電車で各駅に止まる『電車』と、一部の駅にしか止まらない普通電車が並立する結果になった。
常磐線の複々線化により営団地下鉄千代田線に乗り入れる常磐緩行線と分離した際に、近距離電車の停車駅がすべて常磐緩行線に移行し、従来の『電車』を『快速電車』化した。これにより、常磐線各駅停車をそのまま『各駅停車』と呼び、取手駅を超えて土浦駅・水戸駅方面へ行く電車とを区別する際に使われる言葉となった。
中央本線
中央本線においては、70系・80系車両(後に、115系)を旧型国電で運行されていた急行電車の運行上の終点である高尾駅を超える客車列車に充当されたことで、急行電車より速い普通電車が走ることとなった。現在でも新宿駅や東京駅・大宮駅・総武本線千葉駅方面より甲府駅・松本駅・富士急河口湖駅方面へ直通するホリデー快速の中には快速電車(快速・特別快速)の停車駅より少ない列車がある。
しかし、快速電車(←急行電車)の本数が増えたことにより、普通電車の新宿駅始発列車が減少。代わりに、立川駅・高尾駅から甲府駅・松本駅方面の始発列車を増やした。
新宿駅始発の『普通列車』の定期列車が1985(昭和60)年に廃止され、立川駅・高尾駅からの始発列車のみになった。
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