京阪石山坂本線
石山坂本線(いしやまさかもとせん)とは、滋賀県大津市の石山寺駅から坂本駅を結ぶ14.1kmの京阪電気鉄道の路線。全区間が軌道法による軌道である。軌間1435mm。全線複線直流1500V電化。市民からは「いっさかせん」と親しまれている。別所~坂本間はほぼ直線コースをとるが山麓を通るため勾配の登り下りが激しい。
なお、京津線とあわせて大津線と総称される。
運行形態
朝と深夜などに入出庫のため近江神宮駅止めの列車があるほかは全て石山寺~坂本間の運転である。現在は京津線との直通列車はない。ワンマン運転を行っている。
歴史
1913年3月1日大津電車軌道が前日まで国鉄が旅客営業をしていた大津(のちの浜大津)~馬場(現在の膳所)間を電化・三線軌条化し、大津(現在の浜大津)~膳所(現在の膳所本町)間を開業したのが始まりである。同年5月1日膳所~別保(現在の粟津)間、1914年2月15日に螢谷(現在の石山寺)駅まで開業した。1922年5月7日浜大津~中保町(現在の三井寺)間が開業する。
1927年1月21日大津電車軌道は太湖汽船と合併し、琵琶湖鉄道汽船となった。同年5月15日三井寺~兵営前(現在の別所)間、山上(のちに廃止)~松ノ馬場間が開業、同年9月10日兵営前(現在の別所)~山上(のちに廃止)間が開業し、石山~坂本間が全通した。 この年、のちに近江鉄道八日市線となる湖南鉄道を合併しているが、1929年4月に旧・湖南鉄道の鉄道路線を八日市鉄道に、汽船部門を太湖汽船(現在の琵琶湖汽船)に譲渡し京阪電気鉄道に合併。同社の石山坂本線となった。
1976年浜大津~膳所間の三線軌条のうち1本を撤去。1981年浜大津駅が京津線の駅と統合される。1997年9月30日穴太~坂本間が複線化され、京阪電鉄全線が複線化された。同年10月12日架線電圧を1500Vに昇圧。






