山陰本線
山陰本線(さんいんほんせん)とは、京都市下京区の京都駅から鳥取駅、米子駅、浜田駅を経て山口県下関市の幡生駅に至る673.8kmのJR西日本の鉄道路線である。長門市~仙崎間2.2kmの支線を持つ。幹線であり、京都~園部間が大阪近郊区間に含まれる。 軌間1067mm。二条~花園間・嵯峨嵐山~馬堀間・綾部~福知山間・伯耆大山~安来間・東松江~松江間・玉造温泉~来待間複線。京都~城崎間・伯耆大山~西出雲間直流1500V電化。城崎~伯耆大山間・西出雲~幡生間非電化。山陰線と呼ぶ場合は旧『日本国有鉄道線路名称』では舞鶴線、因美線、境線、木次線、三江線を含む総称であったが、現在は山陰本線の略称として使われる。京都~園部間には嵯峨野線という愛称がついている。
京都と丹波地方および山陰地方の各都市を結ぶ。2002年にこれまで最長だった東北本線の一部がIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道に転換されて分断されたため、山陰本線が営業キロ日本最長のJR線となった。
| Table of contents |
|
2 運行形態 3 駅一覧 4 接続路線 5 列車種別と停車駅 |
歴史
1897年に京都鉄道が二条~嵯峨(現在の嵯峨嵐山)間を開業させたのが始まりである。同年中に京都まで開通。1899年園部駅まで開通し、京都~園部間が全通した。
一方、1904年に福知山まで延びてきた阪鶴鉄道に接続して官設で新舞鶴(現在の東舞鶴)~綾部~福知山間が開業した。この2社は1907年8月1日国有化された。
1910年8月25日官営鉄道舞鶴線として園部~綾部間が開業。京都~新舞鶴間に直通列車が運転される。
山陽鉄道が1906年に現在の播但線 姫路~和田山間を全通させたが1907年10月1日国有化。これを延伸する形で1908年7月1日山陰東線 和田山~八鹿間が開業、1909年城崎駅まで開業した。 1911年10月25日福知山~和田山間と、城崎~香住間が開業し京都~香住間の鉄路が繋がる。
1902年11月1日山陰初の鉄道として官営で御来屋~米子~境(現在の境港)間が開業した。次いで東へ延び1907年に鳥取駅まで開通した。1908年には東へ延び1910年出雲今市(現在の出雲市)駅まで開業した。1907年頃から山陰西線と名乗っている。西へもさらに延び1911年浜坂まで開業した。
1912年3月1日余部鉄橋が開通し、香住~浜坂間が開業。京都~出雲今市間が全通する。京都~出雲今市間が山陰本線となった。
出雲今市からは浜田線として西へ延び、1921年浜田駅まで開業し山陰本線に編入された。 以後、山陰本線として1928年須佐駅まで延伸される。
1924年美祢線 厚狭~正明市(現在の長門市)間が全通。さらに東へ延び1931年宇田郷駅まで開業した。正明市から西へも延び1929年長門古市駅まで開業した。1930年には美祢線の貨物支線として正明市~仙崎間が開業している。
1914年4月22日長州鉄道が東下関~幡生~小串間を開業させた。1925年6月1日鉄道省に幡生~小串間が買収され小串線となる。なお東下関~幡生間はのちに山陽電気軌道(現在はサンデン交通というバス会社)の路線となる。 小串線は1930年長門古市まで延伸。美祢線の一部を編入し仙崎~正明市~幡生間が小串線となる。
1933年山陰本線の須佐~宇田郷間が開業。美祢線の宇田郷~正明市間と小串線を編入し、京都~松江~幡生間の山陰本線が全通した。
1982年7月1日伯耆大山~知井宮(現在の西出雲)間電化。特急やくもが電車化される。1986年11月1日福知山~城崎間電化。民営化後1990年3月10日京都~園部間、1995年4月20日綾部~福知山間、1996年3月16日園部~綾部間が電化される。
2001年7月7日米子~益田間、2003年10月1日鳥取~米子間が高速化される。
長門市~仙崎間のいわゆる仙崎支線はワンマン運転で、線内折り返し列車のほか美祢線と直通運転する列車もある。
鳥取以西については、鳥取~米子・益田間に都市間連絡特急としてスーパーまつかぜ、鳥取・米子~新山口間にスーパーおきが運転されている。鳥取~益田間は高速化工事が行われ、これらの特急には新型車両が投入されている。鳥取~出雲市間で120km/h、出雲市~益田間で110km/h運転を行っている。
また、陰陽連絡特急として、智頭急行線・因美線経由で京都~鳥取・倉吉間にスーパーはくと、岡山~鳥取間にスーパーいなば、伯備線経由で岡山~出雲市間に特急やくも・スーパーやくもが運転されている。これらの列車は山陽新幹線と接続している。
鳥取駅 - 湖山駅 - 鳥取大学前駅 - 末恒駅 - 宝木駅 - 浜村駅 - 青谷駅 - 泊駅 - 松崎駅 - 倉吉駅 - 下北条駅 - 由良駅 - 浦安駅 - 八橋駅 - 赤碕駅 - 中山口駅 - 下市駅 - 御来屋駅 - 名和駅 - 大山口駅 - 淀江駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅 - 米子駅 - 安来駅 - 荒島駅 - 揖屋駅 - 東松江駅 -
松江駅 - 乃木駅 - 玉造温泉駅 - 来待駅 - 宍道駅 - 荘原駅 - 直江駅 - 出雲市駅 - 西出雲駅 - 出雲神西駅 - 江南駅 - 小田駅 - 田儀駅 - 波根駅 - 久手駅 - 大田市駅 - 静間駅 - 五十猛駅 - 仁万駅 - 馬路駅 - 湯里駅 - 温泉津駅 - 石見福光駅 - 黒松駅 - 浅利駅 - 江津駅 - 都野津駅 - 敬川駅 - 波子駅 - 久代駅 - 下府駅 - 浜田駅 - 西浜田駅 - 周布駅 - 折居駅 - 三保三隅駅 - 岡見駅 - 鎌手駅 - 石見津田駅 -
益田駅 - 戸田小浜駅 - 飯浦駅 - 江崎駅 - 須佐駅 - 宇田郷駅 - 木与駅 - 奈古駅 - 長門大井駅 - 越ヶ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅 - 玉江駅 - 三見駅 - 飯井駅 - 長門三隅駅 - 長門市駅 - 黄波戸駅 - 長門古市駅 - 人丸駅 - 伊上駅 - 長門粟野駅 - 阿川駅 - 特牛駅 - 滝部駅 - 長門二見駅 - 宇賀本郷駅 - 湯玉駅 - 小串駅 - 川棚温泉駅 - 黒井村駅 - 梅ヶ峠駅 - 吉見駅 - 福江駅 - 安岡駅 - 綾羅木駅 - 幡生駅
運行形態
地域輸送
かつては、ほぼ全線を通して運転されるような長距離列車の宝庫であったが、現在は概ね京都~福知山間・福知山~城崎間・豊岡~鳥取間・鳥取~米子間・米子~益田間・益田~長門市・長門市~下関間と細かく運転系統が分かれている。優等列車
以前は、京都・大阪あるいは東京方面と鳥取以西とを結ぶ列車は山陰本線の和田山~鳥取間を経由するのがメインルートであったが、智頭急行が開業してからは智頭急行線・因美線経由に取って代わられた。現在、京都・大阪からの特急は殆どが電車であり城崎までの運転である。城崎~鳥取間を通るのは特急出雲・はまかぜ・急行だいせん各1往復だけである。駅一覧
本線
京都駅 - 丹波口駅 - 二条駅 - 円町駅 - 花園駅 - 太秦駅 - 嵯峨嵐山駅 - 保津峡駅 - 馬堀駅 - 亀岡駅 - 並河駅 - 千代川駅 - 八木駅 - 吉富駅 - 園部駅 - 船岡駅 - 日吉駅 - 鍼灸大学前駅 - 胡麻駅 - 下山駅 - 和知駅 - 安栖里駅 - 立木駅 - 山家駅 - 綾部駅 - 高津駅 - 石原駅 - 福知山駅 - 上川口駅 - 下夜久野駅 - 上夜久野駅 - 梁瀬駅 - 和田山駅 - 養父駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 国府駅 - 豊岡駅 - 玄武洞駅 - 城崎駅 - 竹野駅 - 佐津駅 - 柴山駅 - 香住駅 - 鎧駅 - 餘部駅 - 久谷駅 - 浜坂駅 - 諸寄駅 - 居組駅 - 東浜駅 - 岩美駅 - 大岩駅 - 福部駅 - 接続路線
列車種別と停車駅
山陰本線内の停車駅
;特急まいづる
;特急タンゴディスカバリー
;特急たんば・特急はしだて
;特急きのさき
;特急北近畿
;特急はまかぜ
;特急スーパーはくと
;寝台特急出雲
;寝台特急サンライズ出雲
;特急スーパーやくも・特急やくも
;特急スーパーまつかぜ・特急スーパーおき
;特急いそかぜ
;急行だいせん (倉吉~米子間快速)
;快速(京都~園部間)
;快速とっとりライナー
;快速通勤ライナー
;快速アクアライナー
;普通
()内の駅は一部の列車が停車






