函館線
函館本線(はこだてほんせん)北海道旅客鉄道が運営する鉄道路線。函館と札幌、旭川を結ぶ幹線系線区である。施設等の詳細については後述する。
北海道最古の開業区間を含んでおり、以来、本州連絡を主に、北海道の鉄道輸送の基幹を担ってきた。現在も若干性格を変えてはいるものの、主要幹線としての使命を担っている。
| Table of contents |
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2 歴史 3 運転 4 接続路線 5 駅一覧 6 こぼれ話 |
路線の概要
区間
廃止区間
施設
電化(交流20,000V・50Hz)
単線
複線
3線
4線
歴史
函館本線は、北海道の鉄道の発祥路線である。1880年に官設幌内鉄道の手で開通した手宮(現在廃止)~札幌間の鉄道がそれである。
官設幌内鉄道の路線を譲り受けた北海道炭礦鉄道と北海道鉄道(千歳線を建設した北海道鉄道とは別会社)によってそのほとんどが建設されたが、1906年に成立した鉄道国有法によって買収され、国有鉄道線となったものである。
大沼~渡島砂原~森間については、太平洋戦争中の輸送力増強のため、急勾配の介在する駒ヶ岳回りの本線のバイパスとして建設されたものである。同区間に並行して渡島海岸鉄道(森~砂原間)、大沼電鉄(新銚子口~鹿部間)という2つの私鉄が存在したが、本路線の建設に伴い買収、廃止された。
北海道鉄道
- 1902年12月10日 函館(後の亀田。現在廃止)~本郷(現在の渡島大野)間開業
- 1903年6月28日 本郷~森間延伸開業
- 1903年11月3日 森~熱郛間開業
- 1904年7月1日 函館(現在の駅)~亀田間延伸開業
- 1902年12月10日 然別~蘭島間開業
- 1903年6月28日 山道(然別~銀山間。現在廃止)~然別間、蘭島~小樽中央(現在の小樽)間延伸開業
- 1904年10月15日 熱郛~小沢間開業。函館~高島(小樽中央を改称)間接続
- 1905年8月1日 高島~小樽(北海道炭礦鉄道)間延伸開業。北海道炭礦鉄道と接続
- 1880年11月28日 手宮~札幌間開業(11月18日、開運町(現在の南小樽)~軽川(現在の手稲)間仮開業)
- 1882年11月13日 札幌~岩見沢~幌内間延伸開業
- 1889年12月11日 北海道炭礦鉄道に譲渡
- 1891年7月25日 岩見沢~砂川~歌志内間開業
- 1892年2月1日 砂川~空知太(砂川~滝川間。現在廃止)間開業
- 1898年7月16日 北海道官設鉄道(上川線)空知太~旭川間開業。北海道炭礦鉄道砂川~空知太間官設鉄道借上げ
- 1906年10月1日 北海道炭礦鉄道小樽~空知太間買収。小樽~旭川間が官設線となる
- 1907年7月1日 北海道鉄道函館~小樽間買収。函館~旭川間が官設線となる
- 1909年10月12日 国有鉄道線路名称設定 函館本線
- 1945年1月25日 森~渡島砂原間開業
- 1945年6月1日 軍川(現在の大沼)~渡島砂原間開業
- 1966年10月1日 七飯~大沼間(藤城線)開業
- 1987年4月1日 国鉄民営化に伴い北海道旅客鉄道に承継。長万部~手稲間の貨物営業廃止
運転
かつては、全線を通して運転する列車も運行されていたが、現在は概ね次の3区間に分かれる。 ;函館~長万部間:室蘭本線、千歳線を経由して函館~札幌間を結ぶ幹線の一部で、特急「スーパー北斗」、「北斗」が終日ほぼ1~2時間間隔で運転される他、JR貨物の運行する貨物列車も多数運転されている。夜行列車としては、首都圏や関西圏と北海道を結ぶ寝台特急「北斗星」「トワイライトエクスプレス」、札幌~青森間の急行「はまなす」が運転されている。- 地域輸送に関しては、函館に向かって普通列車が運転されているが、本数、編成両数ともにあまり多くない。
- なお、函館~五稜郭間は、本州と北海道を結ぶ津軽海峡線の一部である。
- この区間は、自然災害による不通の多い室蘭本線の迂回ルートとしての役割も担っている。2000年の有珠山噴火時には、多くの特急列車が迂回運転され、その役割が再認識された。
- 桑園~札幌間は札沼線(学園都市線)、札幌~白石間は千歳線がそれぞれ独立した線路を有する3線/複々線区間となっており、両線が札幌まで乗り入れている。
接続路線
- 函館駅:函館市電本線、大森線
- 五稜郭駅:江差線
- 七飯駅:函館本線(藤城線)
- 大沼駅:函館本線(藤城線、渡島砂原方面)
- 森駅:函館本線(渡島砂原方面)
- 長万部駅:室蘭本線
- 桑園駅:札沼線(学園都市線)
- 札幌駅:札幌市営地下鉄南北線、東豊線
- 白石駅:千歳線
- 岩見沢駅:室蘭本線
- 滝川駅:根室本線
- 深川駅:留萌本線
- 旭川駅:宗谷本線、富良野線
駅一覧
函館駅 - 五稜郭駅 - 桔梗駅 - 大中山駅 - 七飯駅 - 渡島大野駅- 仁山駅 - 大沼駅 - 大沼公園駅 - 赤井川駅 - 駒ヶ岳駅 - 東山駅 - 姫川駅 - 森駅 - 桂川駅 - 石谷駅 - 本石倉駅 - 石倉駅 - 落部駅 - 野田生駅 - 山越駅 - 八雲駅 - 鷲ノ巣駅 - 山崎駅 - 黒岩駅 - 北豊津駅 - 国縫駅 - 中ノ沢駅 - 長万部駅 -- 二股駅 - 蕨岱駅 - 黒松内駅 - 熱郛駅 - 目名駅 - 蘭越駅 - 昆布駅 - ニセコ駅 - 比羅夫駅 - 倶知安駅 - 小沢駅 - 銀山駅 - 然別駅 - 仁木駅 - 余市駅 - 蘭島駅 - 塩谷駅 -
- 小樽駅 - 南小樽駅 - 小樽築港駅 - 朝里駅 - 張碓駅(臨時駅) - 銭函駅 - ほしみ駅 - 星置駅 - 稲穂駅 - 手稲駅 - 稲積公園駅 - 発寒駅 - 発寒中央駅 - 琴似駅 - 桑園駅 - 札幌駅 - 苗穂駅 - 白石駅 - 札幌貨物ターミナル駅 - 厚別駅 - 森林公園駅 - 大麻駅 - 野幌駅 - 高砂駅 - 江別駅 - 豊幌駅 - 幌向駅 - 上幌向駅 - 岩見沢駅 - 峰延駅 - 光珠内駅 - 美唄駅 - 茶志内駅 - 奈井江駅 - 豊沼駅 - 砂川駅 - 滝川駅 - 江部乙駅 - 妹背牛駅 - 深川駅 - 納内駅 - 伊納駅 - 近文駅 - 旭川駅
支線:大沼駅 - 池田園駅 - 銚子口駅 - 鹿部駅 - 渡島沼尻駅 - 渡島砂原駅 - 掛澗駅 - 尾白内駅 - 東森駅 - 森駅
こぼれ話
イギリスに範をとって建設された本州の鉄道に対して、北海道の鉄道はアメリカに範をとって建設されており、前面にカウキャッチャー、煙突には巨大なダイヤモンドスタックを取り付けたアメリカ式の蒸気機関車が輸入された。義経、弁慶、静などと命名された機関車は、現在も東京の交通博物館、大阪の交通科学博物館などに保存されており、その姿を見ることができる。






