北方領土
北方領土(ほっぽうりょうど)とは、北海道の根室半島の沖合にある島々で、 日本がロシアからの返還を求めている領土である。択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島からなる。
1945年の終戦直前にソ連軍が占領し、現在に至るまでソ連、およびそれを継承したロシアが実効支配を継続している。 日本政府は、北方領土は日本の固有領土であってサンフランシスコ講和条約で放棄した千島列島には含まれず、現状はロシアの不法占拠であるという立場を取っている。
1956年日ソ共同宣言では歯舞、色丹を平和条約締結後に日本に引き渡す取り決めを結ぶ。しかし、択捉、国後の帰属を巡って対立、結局合意できなかった。その後、冷戦の進行によりソ連の立場は領土問題は解決済みへと変化した。 日本の方もソ連との間では、まず北方領土問題が解決しなければ何もしないとの立場をとった。
冷戦終結後、両国の関係は軟化し、1997年のクラスノヤルスク合意では、日本は「すべての分野について両国の関係を発展させる。その中に領土問題を含める」という立場に転換した。
しかし、日本側は四島返還が大前提で、ロシア側は歯舞、色丹の引き渡し以上の妥協はするつもりがなく、それ以上の交渉は進展していない。






