京王京王線
京王線(けいおうせん)は、京王電鉄が運営する新宿駅~京王八王子駅間(37.9km)を結ぶ鉄道路線。軌間1372mm。直流1500V架空電車線方式による電化路線。
新宿~笹塚間(3.6km)が複々線、笹塚~京王八王子間が複線である。
複々線区間のうち、増設線は京王新線と案内にしており、新線開業後に初台駅と幡ヶ谷駅は新線側に移設されたため、現在は同駅は新線側にしかなく、京王線の列車は各駅停車も含めて全て通過する。
この呼称は、規格の異なる井の頭線と区別するため、本路線とその支線を含むグループの総称として使用されることがある。また、このグループに属する他路線と区別するため、本線と呼ばれることもある。
| Table of contents |
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2 運転 3 接続路線 4 駅一覧 |
歴史
京王電気軌道が1913年、笹塚駅~調布駅を開通させた。その後、小刻みに延長を繰り返し、新宿駅~府中駅間を1916年に全通させた。
府中駅~東八王子駅(現京王八王子駅)間は、関連会社の玉南電気鉄道が1925年に開業した。同区間は、国から補助金を得るため、軌道法に基づく軌道ではなく、地方鉄道法に基づく鉄道として、軌間1067mmで建設された。そのため、京王電軌と玉南とは直通運転できなかった。 玉南は結局、中央線との競合を理由に補助金を得られなかった。そのため、1926年、京王電軌は玉南を合併。改めて軌道特許を取得して同区間を軌間1372mmに変更した。新宿~東八王子間の直通運転が開始されたのは、1928年のことである。
京王線の笹塚駅以東は戦前、甲州街道を走る軌道だった。新宿方の起点は、現在は新宿駅西側の京王百貨店地下二階であるが、古くは、南口のJRの線路をのりこえた先の新宿追分であった。戦争末期の1945年、変電所が空襲に遭って電圧が低下した時、新宿駅南口の跨線橋の坂を電車が上れなくなったため、西口の現在の場所にターミナルが作られた。新宿駅は1963年4月に現在の地下駅が完成した。
- 1913年4月15日 京王電気軌道笹塚-調布間(12.1km)開業
- 1913年10月11日 代々幡-笹塚間(1.3km)開業
- 1914年4月8日 幡代小学校前-代々幡(0.3km)開業
- 1914年6月11日 代々木-幡代小学校前(0.7km)開業
- 1914年11月19日 新町-代々木間(0.6km)開業
- 1915年3月31日 葵橋-新町間(0.4km)開業
- 1915年5月1日 停車場前-葵橋間(0.4km)開業
- 1915年5月30日 新宿三丁目(新宿追分)-停車場前間(0.1km)開業
- 1916年9月1日 調布-飛田給間(1.8km)開業
- 1916年10月30日 飛田給-府中間(4.2km)開業
- 1920年3月27日 笹塚-上高井戸(芦花公園)間複線化
- 1920年4月5日 上高井戸-烏山(千歳烏山)間複線化
- 1920年4月15日 金子(つつじヶ丘)-調布間複線化
- 1920年6月25日 烏山-金子間複線化
- 1923年5月1日 調布-府中間複線化
- 1925年3月24日 玉南電気鉄道府中-東八王子間(16.3km)開業(地方鉄道)
- 1926年12月27日 玉南電気鉄道を合併
- 1927年6月1日 府中-東八王子間(16.3km)開業(軌道)
- 1928年5月22日 新宿-東八王子間直通運転開始
- 1929年4月1日 関戸(聖蹟桜ヶ丘)-北野間複線化
- 1929年4月7日 府中-中川原間複線化
- 1945年10月1日 軌道から地方鉄道に変更
- 1963年4月1日 新宿地下駅営業開始
- 1963年8月4日 架線電圧を1500Vに昇圧
- 1963年10月1日 京王線新宿-東八王子間特急運転開始。
- 1963年12月11日 東八王子駅移設。京王八王子駅に改称。
- 1964年4月21日 中河原-聖蹟桜ヶ丘間複線化
- 1978年10月31日 新宿(新線新宿)-笹塚間複々線化(京王新線開通)
- 1980年3月16日 都営地下鉄新宿線開通。相互直通運転開始
運転
京王電鉄の基軸となる路線であり、相模原線、高尾線といった支線区や、相互乗り入れを行う都営地下鉄新宿線への直通列車も多数運転される。(都営新宿線との相互乗り入れについては、「京王相模原線」を参照されたい。)
多様な列車種別と緩急結合に配慮したダイヤによって各駅の利便性の確保に努めるとともに、最高速度110km/hという関東の民鉄では京浜急行電鉄に次ぐ高速運転の実施によって都市間輸送にも対応している。
列車種別・停車駅
特急
本路線における最速達列車。
準特急
2001年3月に新設された高尾線方面への速達列車の主力。
- 日中はが京王線新宿駅~高尾山口駅間の運転。
- 夕方は京王線新宿駅~京王八王子駅間の運転。
- 停車駅:新宿駅 - 明大前駅 - 調布駅 - 府中駅 - 分倍河原駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 高幡不動駅 - 北野駅 - 京王八王子駅
- 高尾線内:北野駅 - めじろ台駅 - 高尾駅 - 高尾山口駅
- 高尾線内:北野駅 - めじろ台駅 - 高尾駅 - 高尾山口駅
急行
相模原線方面へ直通する急行は、分岐駅の調布でその性格を変える。調布で特急に接続することにより相模原線内では新宿に向かう最速達ルートの一部となるが、京王線内(新宿~調布間)では、特急・準特急の停車しない主要駅を対象とした速達列車となる。
- 日中は都営地下鉄新宿線に乗り入れ、本八幡駅~橋本駅間の運転。
- 夕方の一部は京王線新宿駅~橋本駅間の運転。
- 深夜は京王線新宿駅~京王八王子駅間の運転。
- 日中の都営新宿線直通の急行は、都営地下鉄線内も一部の駅を通過する。
- 停車駅:新宿駅 -笹塚駅 - 明大前駅 - 桜上水駅 - 千歳烏山駅 - つつじヶ丘駅 - 調布駅 - 東府中駅 - 府中駅 - 分倍河原駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 高幡不動駅 - 北野駅 - 京王八王子駅
通勤快速
平日の朝ラッシュ時に運転され、快速よりも停車駅が少ない。京王線系統と都営新宿線~相模原線系統の運転がある。
快速
相模原線系統の快速は、急行を補完する列車である。
各停
各駅停車を名乗るものの、京王線新宿駅に発着する列車は、初台駅、幡ヶ谷駅は通過する。過去の列車種別
通勤急行
急行と通勤急行の違いは、つつじヶ丘駅に停車するか通過するかだけであった。1992年、急行のつつじヶ丘駅停車により統合され、消滅した。
接続路線
駅一覧






