えちぜん鉄道勝山永平寺線
勝山永平寺線(かつやまえいへいじせん)とは、福井県福井市の福井駅から勝山市の勝山駅を結ぶ27.8kmのえちぜん鉄道の鉄道路線である。軌間1067mm。福井~越前開発間複線、越前開発~勝山間単線。直流600V電化。
2003年にえちぜん鉄道へ譲渡されるまでは京福電気鉄道が運営していた。九頭竜川に沿って織物の町勝山を結んでいる。京福時代は永平寺口駅(当時は東古市駅)から曹洞宗の大本山である永平寺への参詣路線として永平寺線が分岐していた。
運行形態
京福時代は急行なども運転されていたが、現在は全て普通列車である。小舟渡駅通過列車と保田駅・比島駅通過列車が交互に運転される。朝と平日深夜に主要駅停車列車がある。ワンマン運転を実施している。
歴史
福井県で電源開発を行っていた京都電灯の手により1914年2月11日越前電気鉄道として新福井~市荒川(現在の越前竹原)間が開業したのが始まり。福井県下初の電気鉄道であった。同年3月11日市荒川~勝山間、4月10日勝山~大野口間が開業。福井と大野が結ばれた。1918年9月1日大野口~大野三番(のちの京福大野)間が延伸開業する。また、1929年9月21日福井~新福井間が開業し、三国芦原電鉄とともに国鉄福井駅東口へ乗り入れた。
1942年3月2日配電統制令により鉄道兼営が禁じられた京都電灯の鉄軌道事業を京福電気鉄道が継承。同社福井支社の越前本線となった。1944年2月1日には永平寺鉄道を合併し永平寺線となった。
自家用車の普及などで1960年代以降になると不採算区間の合理化が行われ、国鉄越美北線とも競合する越前本線の勝山~京福大野間が1974年8月13日に廃止される。
残る区間もなんとか維持してきたものの、京福電気鉄道は1992年2月20日越前本線の東古市以東と永平寺線の廃止を表明。県などが行政支援を講じてきたが2000年と2001年に正面衝突事故を起こし休止となり、2003年2月1日えちぜん鉄道に譲渡され越前本線は勝山永平寺線に改称。2003年7月20日福井~永平寺口間が運行再開(前日特別運転)。同年10月19日に永平寺口~勝山間が運行再開(前日特別運転)された。






