サンスクリット
サンスクリット (Sanskrit संस्कृत) は、古代・中世インド亜大陸において公用語として用いられていた言語である。現在のインドの公用語の一つでもある。
日本では、一般には言語であることを明示してサンスクリット語と呼ばれる。
また、古くは梵語とも呼ばれた。
| Table of contents |
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2 著名な文学・哲学・宗教文献 3 梵語 - 仏教での伝播、日本での一般認識 4 参考サイト |
言語としてのサンスクリット
歴史
インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)・インド・イラン(アーリア)語派に属し、狭義には紀元前5世紀~紀元前4世紀にパーニニがその文法を規定し、その学統によって整備された古典サンスクリット(古典梵語)のことを指す。
広義には、リグ=ヴェーダ(最古部は紀元前1500年頃)に用いられていた言葉にまで溯り、後の時代の、仏典などが記された仏教混交サンスクリットをも含む。
そのように古典時代から広く使われて多くの文献を残しているため、サンスクリットは、ヨーロッパで古典学術用語として栄えたラテン語・ギリシャ語とともに「三大古典印欧語」と称されることもある。
釈迦の時代など日常の生活においてインド各地の地方語(プラークリットと呼ばれる。バーリ語など)が一般に用いられるようになって以降も、サンスクリットは逆に公用語として普及し、宗教(例:ヒンドゥー教・仏教)・学術・文学等の分野で幅広く長い期間に渡って用いられた。
サンスクリットを公用語としたことがわかっている王朝
13世紀以降のイスラム王朝支配の時代~ヒンドゥスターニー語(→ウルドゥー語、ヒンディー語)の時代、大英帝国支配による英語の時代を経てその地位は相当に低下するが、実は今でも知識階級において習得する人も多く、学問や宗教の場で現代まで生き続けている。| अ a | आ aa | इ i | ई ii | उ u | ऊ uu | ऋ R | ॠ RR |
| ऌ L | ॡ LL | ए e | ऐ ai | ओ o | औ au | अं aM | अः aH |
- 記号は標準的でないが、WikiPedia 日本版では一応この正書法をとる(京都・ハーバード方式)。
| 無声・無気 | 無声・帯気 | 有声・無気 | 有声・帯気 | 鼻音 | |
| 軟口蓋音 | क ka | ख kha | ग ga | घ gha | ङ Ga |
| 硬口蓋音 | च ca | छ cha | ज ja | झ jha | ञ Ja |
| 反舌音 | ट Ta | ठ Tha | ड Da | ढ Dha | ण Na |
| 歯音 | त ta | थ tha | द da | ध dha | न na |
| 舌音 | प pa | फ pha | ब ba | भ bha | म ma |
| 半母音 | य ya | र ra | ल la | व va | |
| 歯擦音 | श za | ष Sa | स sa | ||
| 気音 | ह ha | ||||
- 文法
曲用は規則的なものに限っても性・語幹の末尾によって多くの場合に分かれ、複雑である。
動詞の活用は、動詞の種類によって伝統的に10種に分けられている。注記すべきこととして、能動態と受動態の他に、反射態という、行為者自身のために行われることを表す態が存在する。また、アオリストも存在する。...
仏教では最初、ヴェーダ文献の聖性を否定し、より民衆に近い水準の言葉で文献が書かれたため、サンスクリットが使われることはなかったが、大体紀元の前後を境にして徐々にサンスクリットが取り入れられ、仏教の各国への伝播とともに、サンスクリットも東アジアの多くの国々へ伝えられた。
サンスクリットの日本への伝来は非常に古く、すくなくとも真言宗の開祖空海まではさかのぼれる。日本におけるサンスクリットの文字は、一般的なデーヴァナーガリーとは多少異なる悉曇(しったん)文字である。
日本語の五十音の配列は、サンスクリットの音韻学の影響を受けているという説が有力である。
仏典をサンスクリットのまま直接読唱することは陀羅尼(だらに)と呼ばれ、現代日本のいくつかの文学作品に登場する(泉鏡花「高野聖」など)。
著名な文学・哲学・宗教文献
梵語 - 仏教での伝播、日本での一般認識
日本語のうちで仏教用語に当たるものの多くはサンスクリット語源であり("僧"、"南無阿弥陀仏"、"卒塔婆"など無数にある)、"旦那"など多少日常語化したものもある。参考サイト
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kondotak/Texts/sanskrit/sanskrit.html (外部リンク)ここの説明がもっとも詳しく専門的です。
http://www7.ocn.ne.jp/~sanskrit/ (外部リンク)
http://www3.aa.tufs.ac.jp/~tjun/sktdic/index.html (外部リンク:apte sanskrit dictionary)






