ベトナム戦争
ベトナム戦争(1960年-1975年)は、第二次インドシナ戦争の通称。第一次インドシナ戦争後に、ベトナムの独立と南北統一をめぐって戦われた戦争。
ベトナムが共産主義の手に落ちる(赤化する)と世界中が雪崩式に共産主義に支配される(→ドミノ理論)という危惧感(これは過剰な危惧であったと考える者も多い)を抱いたアメリカが、1960年代初頭から軍事介入を強めたことにより起こった。
表面的には南ベトナムと北ベトナム間の武力闘争であったが、実質的には南ベトナムを支援するアメリカと北ベトナムを支援するソ連および中国との代理戦争であった。
戦いは約10年にわたり明確な決着がつかないまま続き、1973年にアメリカは撤退を決断。1975年4月30日に南ベトナム側(サイゴン政府)が無条件降伏することにより終結した。1976年には南北ベトナムが統一された。
現時点では、アメリカが大敗した唯一の戦争といえるが、アメリカが当初恐れたような結果にはならず、共産主義はやがてソ連の崩壊という形で終焉を迎える。戦時中の、日本をアメリカ軍への物資の供給源とするアメリカの政策が日本の高度成長を支える要因の1つとなった。
概略
経過
影響
損害
ベトナム側
南北ベトナムは民間人を含め 100 万人以上の人的損失及び甚大な物的損失を被った。特にベトコン等のゲリラが潜む密林(ジャングル)の見通しを良くするために使用された枯葉剤に含まれていたダイオキシンは強い毒性を持ち、現在でも深刻な影響を与えている。米国側
米国側の損失は、戦死者 58,000 名余り、航空機損失 1,700 機。より深刻なのはベトナム帰還兵問題や、その後の米国を覆った挫折感とそれが政治、経済等に与えた影響であった。関連記事






