ダブリン
simple:Dublinダブリン(Dublin)は、アイルランド共和国の首都。町の中心を流れるのが、リフィー川。その南北に町が広がる。
9世紀半ば頃、リフィ川から攻め上がってきたヴァイキングが、ここにあったケルト人の町を破壊して、この都市にダブリン(Dubh Linn/黒い水)と名をつけたというのが町の名前の由来だという。
イギリスからの独立運動とそのために命を落とした活動家の名前が記念日や通りの名前に多く見られる。町の目抜き通りのオーコンネル通りもそのひとつ。 トリニティカレッジは、英語圏の大学の中でもずば抜けた歴史と伝統を誇る。旧図書館では、ケルトの古文書など、貴重な収蔵文献を見ることができる。
町の南部には、この町の生んだ20世紀を代表する作家、ジェイムズ・ジョイスの生家が記念館として残っている。ジョイスにはこの地の人々の日常と町の歴史や苦難の過去を重ね写しにした佳作『ダブリン市民』という短編集もある。記念館は古代ローマ人の侵攻に備えて作られた見張り塔だった建物で、チェスの城の駒のかたちで異様な体をなしている。
ジョイスの代表作『ユリシーズ』は、「オデュッセイア」の主人公2人に見立てたブルームとディーダラスが、ダブリンの町を知らず知らず互いを求めながらさまよう物語。作品のなかの関係箇所と町のそこここの関連を表示した地図は、ダブリンを訪れた文学ファンの必須アイテムで、記念館で手に入れることが出来る。
また、この地の出身の哲学者にして、聖職者バークリ僧正は、アメリカに宣教に赴き、カリフォルニア州立大学バークリ校にその名前を残した。






