伊勢国
伊勢国 (いせのくに) は、かつて日本の地方行政区分だった国の一つで、東海道に位置する。現在の三重県中央の大部分にあたる。三重県のうち、伊勢に含まれないのは、東は志摩国に属した志摩半島、西は伊賀国に属した上野盆地、そして南は紀伊国に属した熊野地方の東部である。勢州(せいしゅう)と呼ぶこともある。
7世紀の孝徳天皇の時代に、後の志摩国、伊賀国の範囲も含んだ一国として成立した。
天武天皇9年 (680年) 7月に伊賀国を分置した。
8世紀はじめまでに志摩国を分立したが、その正確な時期は不明である。分立当初、熊野灘に面した沿岸部、現在の南勢町と南島町にあたる地域は志摩国に属していたが、後に伊勢国に移された。
国府は鈴鹿郡、現在の鈴鹿市広瀬町にあった。1957年に発見された長者屋敷遺跡が、1992年にはじまった発掘調査で国府跡と確定した。沿革






