ワイン
ワイン (Wine)は、ブドウ酒とも呼ばれるように主にブドウを原料に発酵させて作られる酒である。通常、単にワインと呼んだ場合、ブドウから作られるワインを指す。
シュメール人はビールの製法も開発しており、紀元前3000年頃にエジプトにもワインとビールの製法が伝わった。
ビールの方が簡単に作ることが出来るため、メソポタミアやエジプトでは、ビールは安い酒、ワインは高級な酒として飲みわけられていた。
イスラム教では飲酒を禁止しているため、発祥地の中東ではワインの生産はすたれている。
ヨーロッパには、キリスト教と共に広まり、キリスト教会の僧院でブドウの栽培と共にワインの醸造が行われ、広まった。今でも良いワインを作る僧院が多くある。キリスト教の開祖イエスは、ワインを指して自分の血であると称した。キリスト教では儀式にワインは欠かせない。
なお、赤ワインと白ワインでは、使用するブドウの品種が異なる。
赤ワイン用のブドウを使用し、赤ワインと同様の製法(セニエ法)、白ワインと同様の製法(直接圧搾法)、および赤ワイン用のブドウと白ワイン用のブドウを混ぜて醸造する製法(混醸)がある。
歴史
ワインの種類
赤ワイン
果汁のみではなく、果皮や種子もろともに発酵させて作られる。
濃厚な風味のものが多く、一般的に肉料理に合うとされる。白ワイン
果汁のみを分離し、発酵させて作られる。
酸味が強い物が多く、一般的に魚料理に合うとされる。ロゼ
赤ワインと白ワインの中間の色合い。発泡ワイン
製造の過程で発泡するようになったワインを、発泡ワインとして区別する。一般にシャンパンと呼ぶことが多いが、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方でのみ作られたものをさす。スペインで作られた発泡ワインはカヴァ、同じくドイツで作られたものはゼクトと呼ばれる。貴腐ワイン
セミヨン種やリースリング種などのブドウを木につけたまま放置して、干しブドウの状態になるまで熟させる。このときにカビの一種であるボトリチスシネレア(Botrytiscinerea)の働きで果皮の蝋質が破壊され、ブドウ内部の水分が蒸発して糖度が非常に高くなる(これを貴腐現象という)。
この貴腐ブドウを原料として製造されるワインを貴腐ワインといい、デザートワインとして珍重される。ハンガリーのトカイ地方で作られるトカイワインはこれにあたる。






