太宰治
太宰 治(だざい おさむ、1909年6月19日 - 1948年6月13日)は青森県生まれの小説家。
太宰治は、青森県下有数の大地主の子に生まれた。 かれは、39年の生涯で5回自殺未遂を図り、1948年に玉川上水における愛人との入水心中により生命を絶つ。二人の遺体が発見されたのは、奇しくもかれの誕生日である6月19日のことであり、この日は桜桃忌として知られている。
太宰は、5回の自殺未遂や小説のデカダン的ともいえる作風のためか、真に迫った作風を好む作家として捉えられているが、実際はユーモアの溢れるものも残している。
太宰の小説のもつ頽廃的なイメージとは逆に、かれは聖書やキリスト教にも強い関心を抱き続けた。そして聖書に関する作品をいくつか残している。その一つが「駆込み訴え」である。 駆込み訴えでは一般的に裏切り者、背反者として認知されるJudasの心の葛藤が描かれている。
太宰は頽廃的な作風を好んだ、と一般に言われている。しかしながら、太宰自身は退廃的な作品を書きながらも、同世代の作家のなかでもっとも「神を求めた人」であった、とする研究・評論も多くある。






