日豊本線
日豊本線(にっぽうほんせん)とは、福岡県北九州市の小倉駅から大分駅、宮崎駅を経て鹿児島県鹿児島市の鹿児島駅に至る462.6kmのJR九州の鉄道路線である。このほか、小波瀬西工大前~苅田港間4.6kmの貨物支線を持つ。幹線であり小倉~行橋間が福岡近郊区間に含まれている。軌間1067mm。小倉~立石間、中山香~杵築間、日出~大分間複線。立石~中山香間、杵築~日出間、大分~鹿児島間単線。全線交流20,000V電化。九州の東岸に沿って北九州市・大分市・宮崎市・鹿児島市などの都市を結んでいる。
日豊本線の起点は小倉駅だが、1987年になって西小倉駅に鹿児島本線のホームが設けられたため、小倉~西小倉間が鹿児島本線との重複区間になっている。
歴史
1895年4月1日九州鉄道により小倉~行事(現在の行橋)間が開業。続いて1897年9月25日豊州鉄道により行橋~長洲(現在の柳ヶ浦)間が開業した。豊州鉄道は1901年9月3日九州鉄道に合併、九州鉄道も1907年7月1日国有化される。
1909年12月21日大分線として柳ヶ浦~宇佐間が開業。さらに順次延伸され1911年11月1日には大分駅まで開業した。大分からは佐伯線として1914年幸崎駅まで、1915年臼杵駅まで開業。1916年10月25日には佐伯駅まで開業し、小倉~佐伯間が豊州本線となった。さらに順次伸び1922年3月26日重岡駅まで開業した。
1914年2月11日吉松駅から伸びてきた宮崎線の都城~三股間が開業。宮崎側からも順次延伸され1916年10月25日には吉松~宮崎間が開通した。 1913年12月15日宮崎県営鉄道が宮崎~福島町(現在の日向住吉)間を開業し、1914年4月26日佐土原(のちの西佐土原)駅まで開業した。1917年9月21日宮崎県営鉄道の宮崎~妻間が国有化され、吉松~広瀬(現在の佐土原)間が宮崎本線となった。
以後、広瀬駅から北へ伸び1920年高鍋駅まで、1921年には富高(現在の日向市)駅、1922年日向長井駅、1923年7月1日には市棚駅まで開業し、同年12月15日重岡~市棚間が開業。小倉~宮崎~吉松間が日豊本線となった。
鹿児島側は1901年6月10日鹿児島線として国分(現在の隼人)~鹿児島間が開業していた。都城~隼人間は1923年1月14日志布志線の一部として都城~西都城間が開業。その後、西都城からは国都東線、西国分(現在の隼人)からは国都西線として延伸され、1932年12月6日最後の大隅大川原~霧島神宮間が開業し、小倉~都城~隼人~鹿児島間が日豊本線となった。
1966年10月1日小倉~新田原間が電化。1967年9月15日幸崎駅まで、1974年3月13日南宮崎駅まで電化され、1979年9月25日鹿児島駅までの全線の電化が完成した。
昼行列車としては、小倉~大分・南宮崎間に博多~大分・佐伯間の特急ソニック、小倉・別府~大分・南宮崎・宮崎空港間の特急にちりん、博多~宮崎空港間の特急にちりんシーガイアが運転されている。別府~大分間には久大本線・豊肥本線の特急ゆふ・ゆふいんの森・あそが通る。都市間連絡特急として延岡~南宮崎間には延岡~南宮崎・宮崎空港間の特急ひゅうが、宮崎~鹿児島間には宮崎~西鹿児島間の特急きりしまが運転されている。
夜行列車としては東京~大分間の寝台特急富士、京都~南宮崎間の寝台特急彗星のほか、博多~宮崎空港間の特急ドリームにちりんが運転されている。
宇佐駅以北は門司港駅・小倉駅のほか本州に渡り下関駅・新山口駅方面と直通する列車もある。宇佐駅折り返し列車の間に中津駅折り返し列車と行橋駅または新田原駅折り返し列車が入るダイヤになっている。
宇佐~中山香間と佐伯~延岡間は本数が少ない。昼間に前者は最大3時間、後者は最大7時間以上運転間隔が開く。
延岡~宮崎・宮崎空港間はほぼ毎時1本程度運転がある。宮崎・鹿児島近郊の宮崎~都城・西都城間、国分~西鹿児島間には区間運転がある。西都城~国分間は運転間隔の偏りがあり数時間ほど開く時間帯がある。日豊本線の全ての列車が西鹿児島駅まで運転され、さらに一部の列車は鹿児島本線の川内駅まで運転される。延岡~宮崎空港間、国分~西鹿児島間には朝夕に通勤客向けにさわやかライナー・ホームライナーの運転がある。
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優等列車
かつては小倉~鹿児島間の全区間を通る列車も設定されていたが、現在は概ね大分駅・宮崎駅または南宮崎駅を境に運転系統が分割された。地域輸送
概ね宇佐駅・佐伯駅・延岡駅・宮崎駅で運転系統が分かれている。駅一覧
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