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正岡子規

正岡 子規まさおか しき、慶応3年9月17日1867年) - 1902年9月19日

松山出身の俳人。俳号の子規とはホトトギスの異称である。子規は結核を病んでよく吐血していたため、これを、血を吐くまで鳴くと言われるホトトギスに喩えたものである。 本名は常規(つねのり)。幼名は処之助(ところのすけ)で、のちに升(のぼる)と改める。

雑誌「ホトトギス」を創刊するなどして、俳句の世界に大きな影響を与えた。

有名な句に「食えば鐘が鳴るなり法隆寺」など。

子規は、日本に野球が導入された最初の頃の熱心なプレーヤーでもあり、自身の幼名である「升(のぼる)」にひっかけて、「野球(のぼーる)」というペンネームを使っていたこともある。また、「まり投げて見たき広場や春の草」などと野球に関係のある句や短歌を詠むなどしており、文学を通じて野球の普及に貢献したといえる。これらのことが評価され、正岡子規は2002年野球殿堂入りを果たした。ポジションはキャッチャーであった。なお、子規のペンネーム「野球(のぼーる)」が野球の語源であるという俗説があるが、これは間違いである。

子規は、この他にも、香雲・地風升・越智処之助(おち ところのすけ)・獺祭書屋主人など多くのペンネームを使っていた。「獺祭書屋主人」の「獺」とは川獺(かわうそ)のことである。川獺は巣に魚を集めて貯蔵する習性がある。これを、魚を祭っているようだということで「獺祭」と言い、転じて「散らかっている様」の意味となった。「獺祭書屋」とは書物が散らかった部屋のことで、子規が自らの部屋を謙遜して呼んだものである。

辞世の句「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」より、子規の忌日9月19日を「糸瓜忌」ともいう。また、「獺祭忌」ということもある。




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