株券
株券は株式会社の株主が持つ権利を示す有価証券のことである。商法225条により最低限、株券の番号、発行年月日、株数、株主の氏名、取締役の署名、会社の商号、会社の成立年月日、株式の内容(普通株式であるか、それ以外か)、などを記載することが要求される。株券の作成方法としては、証券印刷会社に委託して作成する方法と、白紙の株券にチェックライター等で株数を記載する方法がある。大企業では前者の方法を採るが、小さな企業ではコスト面から後者を選択することが多い。
なお、株券を購入したり譲り受けたりしただけでは、株主権を行使することはできない。名義書き換えの手続きを行い、発行企業の株主名簿に氏名、住所、持ち株数を記載する必要がある。この手続きを忘れていた株式は失念株と呼ばれ、旧株主と新株主の間で割り当てが行われた際などにトラブルになることがある。ただし証券会社を通じて購入した場合には、通常、保護預かり制度および株券保管振替制度を利用することになり、株式を購入した段階で自動的に株主名簿に購入者の氏名等が記載される。






